旧法の問題点

18年08月11日

旧法での問題点は賃借人の保護に重点を置いている点です。長期にわたって安心して土地や住宅を借りられるものの、地主としては半永久的に返却されない問題があります。正当な理由がないと土地や住宅が返却されず、契約更新に応じない場合でもそのままの契約内容で法廷更新されるものでした。そして、半永久的に借りることができるため、立退料を支払わないといけない場合も必然的に増えます。地主にとってこの立退料を支払うのは大きな経済的な負担であるのは間違いありません。また、家賃を上げにくい問題もあります。裁判を起こしても賃貸人に不利であるという理由で認められることはほとんどないです。

土地を貸す賃貸人からすれば、旧法であるのが都合がよいことは多いです。そして、旧法であるのが理由で貸したくないと考える地主も多くなり、住宅地や駐車場などに活用されるようになっていきました。地主にとって利益を生みにくい、そして地域の発展にもつながらないからこそ、新法が生まれました。

新法が生まれたことで土地が戻ってこないことはなくなり、一定期間で返却されるようになりました。地主は安心して賃貸人に土地を貸すことができるのが大きく、線引きがされた意味は大きいといえるでしょう。